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楽天市場でROASだけで広告を判断していませんか?確認するべきたった1つのこと

2026.08.19

RPP広告の運用相談を受けていると、

 

「ROASは何%を目標にすればいいですか?」

 

という質問をよくいただきます。

 

もちろん、ROASは非常に重要な指標です。

 

しかし、私はROASだけで広告の良し悪しを判断することはありません。

 

必ず一緒に確認する指標があります。

 

それは、

 

CPA(注文獲得単価)

 

です。

 

CPAとは?

 

CPAとは、

 

1件の注文を獲得するために使った広告費

 

のことです。

 

例えば、

 

広告費:10,000円
注文数:20件

 

であれば、

 

CPAは500円

 

になります。

 

つまり、1件の注文を500円の広告費で獲得できたということです。

 

計算式は、

 

広告費 ÷ 注文数=CPA

 

です。

 

ROASだけでは見えないことがある

 

例えば、次の2つの商品があったとします。

 

【商品A】
ROAS:700%
CPA:2,100円

 

【商品B】
ROAS:500%
CPA:600円

 

一見すると、ROAS700%の商品Aの方が優秀に見えます。

 

しかし、商品価格や利益率を考えると、

 

CPA600円の商品Bの方が利益を残せるケース

 

もあります。

 

例えば、商品価格が高ければ、1件売れただけでも広告売上は大きくなります。

 

そのため、CPAが高くてもROASは高く見えることがあります。

 

反対に、低価格商品は、効率よく注文を獲得できていてもROASが低く見えることがあります。

 

つまり、

 

ROASだけでは、本当の広告効率を判断できません。

 

CPAを見ると広告運用の強弱が分かる

 

私がRPP広告の運用でCPAを確認する理由は、

 

広告を強める商品と、弱める商品を判断しやすくなるからです。

 

例えば、CPAが低く、CVRが高い商品であれば、

 

・商品CPCを上げる
・キーワード入札を強化する
・イベント日に予算を集中させる

 

など、露出を増やす施策を試すことがあります。

 

CPAが多少上がったとしても、許容範囲内で販売数を大きく増やせるのであれば、広告を強める価値があります。

 

逆に、CPAが高くなり続けている商品は、

 

・CPCを見直す
・広告運用から除外する
・商品画像を改善する
・商品ページを改善する
・価格やクーポンを見直す

 

などの判断が必要になります。

 

つまり、CPAは、

 

「どの商品へ広告費を使うべきか」

 

を判断する重要な指標になります。

 

ROASとCPAはセットで見る

 

もちろん、ROASを見る必要がないという話ではありません。

 

私もROASは必ず確認しています。

 

ただ、ROASだけを見て、

 

「良い・悪い」

 

を判断するのではありません。

 

CPAも一緒に確認することで、広告運用の精度は大きく変わります。

 

例えば、

 

・ROASは高いが、CPAも高い
・ROASは少し低いが、CPAは十分に許容範囲内
・ROASもCPAも良い
・ROASもCPAも悪い

 

というように、商品ごとの状態をより細かく判断できます。

 

重要なのは「許容CPA」を決めること

 

CPAを確認する時は、数字を見るだけでは不十分です。

 

商品ごとに、

 

「1件の注文を獲得するために、いくらまで広告費を使えるのか?」

 

を決めておく必要があります。

 

例えば、1件売れた時に残る利益が1,500円の商品であれば、CPA500円にはまだ余裕があります。

 

しかし、1件売れた時に残る利益が500円の商品で、CPAが1,000円なら、広告経由では赤字になる可能性があります。

 

商品価格や利益率、リピート率などを踏まえて、

 

商品ごとの許容CPAを設定すること

 

が重要です。

 

広告の目的は売上を作ること

 

広告の目的は、

 

売上を作ることです。

 

そのためには、

 

「広告費に対して何%売れたか」

 

だけではなく、

 

「1件の注文を、いくらで獲得できたか」

 

を意識した方が、次のアクションを決めやすくなります。

 

ROASは重要です。

 

しかし、ROASだけを見ていると、

 

本当は伸ばすべき商品まで止めてしまうことがあります。

 

だから私は、ROASだけではなく、CPAも必ず確認します。

 

最後に

 

広告運用では、

 

「広告費をどれだけ使ったか」

 

だけではなく、

 

「1件の注文を、いくらで獲得できたか」

 

という視点を持つことが、広告運用を売上へつなげる第一歩だと思っています。

 

ROASだけの基準にCPAという基準を加えると、広告運用は大きく変わります。

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