楽天市場で検索順位が下がった原因は?確認したい7つのポイント
楽天市場を運営していると、
「昨日まで上位だった商品が急に落ちた」
「以前は検索1ページ目だったのに、最近表示順位が下がっている」
「売上が落ちたと思ったら、検索順位まで下がっていた」
ということがあります。
楽天市場では、
検索順位が下がることで、
アクセスが減る。
販売件数が減る。
さらに販売実績が弱くなる。
という流れになることがあります。
だからこそ、
検索順位が下がった時は、
すぐに商品名だけを変更するのではなく、
なぜ順位が下がったのかを確認すること
が重要です。
今回は、
楽天市場で検索順位が下がった時に確認したい7つのポイントを解説します。
① 販売実績が落ちていないか?
まず確認したいのが、
販売実績
です。
例えば、
先月まで、
月100件売れていた商品。
今月、
50件まで減った。
このように、
販売実績が落ちている場合は、
検索順位にも変化が出ている可能性があります。
そのため、
検索順位が落ちた時は、
・販売件数
・売上
・CVR
・アクセス
を確認します。
売上だけではなく販売件数も見る
例えば、
高単価商品が1件売れたことで、
売上金額自体は大きく見える。
しかし、
販売件数は減っている。
ということがあります。
検索順位を分析する時は、
売上額だけではなく、
何件売れているか
も確認したいところです。
② RPP広告を弱めていないか?
検索順位が下がったタイミングで、
RPP広告を弱めていないか確認します。
例えば、
ROASが悪い。
↓
CPCを下げる。
↓
広告露出が減る。
↓
アクセス減少。
↓
販売件数減少。
という流れです。
RPP広告と自然検索は、
管理画面上では別ですが、
商品全体の販売という意味では、
完全に切り離して考えない方がよい場合があります。
広告停止後に商品全体が落ちていないか確認する
例えば、
RPP広告を停止。
その後、
広告売上だけでなく、
自然検索経由の売上まで落ちた。
という場合、
広告停止によって、
商品全体の販売量が変化している可能性があります。
検索順位が下がった場合は、
その直前に広告設定を変更していないか
を確認します。
③ 商品名を変更していないか?
楽天SEOを意識して、
商品名を変更することがあります。
しかし、
変更によって、
これまで流入していたキーワードを削除してしまうこともあります。
例えば、
以前の商品名では、
「ショルダー バッグ レディース」
という検索で売れていた。
商品名を整理した際に、
「レディース」を削除。
その後、
そのキーワードでの露出が弱くなった。
こうした可能性があります。
キーワードを削る前に販売実績を見る
商品名改善では、
見た目をスッキリさせることより、
どのキーワードから実際に売れているか
を確認することが重要です。
RPP広告のキーワードデータも、
参考になります。
④ CVRが低下していないか?
検索順位が下がった時、
アクセスだけではなく、
CVRも確認します。
例えば、
アクセスは変わっていない。
しかし、
CVRが、
5% → 2%。
販売件数は大きく減ります。
この場合、
検索順位そのものより先に、
商品競争力が低下している
可能性があります。
CVRが落ちる原因
例えば、
・価格が高くなった
・競合が値下げした
・クーポンが終了した
・ポイント倍率が下がった
・レビュー評価が悪化した
・商品ページが弱い
・送料条件が変わった
・納期が長くなった
などです。
検索順位だけを見るのではなく、
売れなくなった原因まで確認します。
⑤ 競合商品の販売力が上がっていないか?
自社商品の状態が変わっていなくても、
順位が落ちることがあります。
なぜなら、
競合が強くなっている
可能性があるからです。
例えば、
競合商品が、
・値下げ
・クーポン
・ポイントアップ
・レビュー増加
・RPP広告強化
・商品ページ改善
・新商品投入
などを行っている。
自社が何もしていなくても、
相対的に順位が下がることがあります。
「自社は何も変えていない」は安心材料ではない
楽天市場は、
常に競合ショップが動いています。
だから、
「何も変更していないのに順位が下がった」
という場合ほど、
競合状況を確認します。
⑥ 在庫切れや販売停止期間がなかったか?
意外と見落としやすいのが、
在庫
です。
例えば、
主力カラーが在庫切れ。
一時的に販売停止。
納期が大幅に延びた。
こうした状態によって、
販売数が落ちることがあります。
販売数が落ちれば、
その後の検索順位にも影響が出ている可能性があります。
売れ筋SKUまで確認する
商品全体では在庫あり。
でも、
一番売れるカラーだけ欠品。
ということもあります。
そのため、
商品在庫数だけではなく、
どのバリエーションが欠品していたか
まで確認します。
⑦ 商品画像・ページ・商品情報に問題がないか?
検索順位が落ちた時、
商品名や広告だけではなく、
商品ページも確認します。
特に、
第一商品画像。
商品ページ。
商品情報。
レビュー。
などです。
第一商品画像の変更後は注意する
例えば、
商品画像を変更。
見た目は綺麗になった。
しかし、
クリック率が下がった。
ということもあります。
検索結果でクリックされにくくなれば、
アクセスも減ります。
商品ページを変更した場合も、
CVRが変化する可能性があります。
ガイドラインも確認する
楽天市場では、
商品画像や商品情報について、
各種ルールがあります。
検索表示に異変が出た場合は、
商品情報の設定や、
掲載内容に問題がないかも確認しておきたいところです。
検索順位が下がった時、私ならこの順番で確認する
順位が落ちた時、
私は、
いきなり商品名を変更しません。
まず、
次の順番で確認します。
① 本当に順位が下がっているか
検索キーワードを固定して確認します。
単発の順位変動だけではなく、
数日間の動きも見ます。
② アクセスを確認する
検索順位低下と同じタイミングで、
アクセスも減っているか確認します。
③ 販売件数を確認する
以前と比べ、
販売数が落ちていないか確認します。
④ CVRを確認する
アクセスはあるのに、
売れなくなっていないか確認します。
⑤ RPP広告を確認する
CPC。
広告予算。
除外商品。
キーワード。
など、
設定変更がなかったか確認します。
⑥ 競合を確認する
検索結果で、
上位商品が何をしているか確認します。
⑦ 商品ページを確認する
商品名。
第一商品画像。
価格。
クーポン。
レビュー。
送料。
納期。
在庫。
まで確認します。
検索順位が下がったから商品名変更、は慎重に
順位が下がった。
↓
商品名を変更。
↓
また順位が下がった。
↓
さらに変更。
こうなると、
何が原因だったのか分からなくなります。
商品名変更が必要なケースもあります。
しかし、
原因が、
価格。
CVR。
競合。
販売数。
広告。
であれば、
商品名だけ変えても改善しません。
そのため、
順位低下=SEOだけの問題
とは考えないことが重要です。
RPP広告とSEOを一緒に見る
弊社では、
RPP広告を運用する際にも、
検索順位を確認することがあります。
なぜなら、
広告で販売数が増えた結果、
商品全体の販売力が高まり、
自然検索からの売上にも変化が出るケースがあるからです。
反対に、
RPP広告を急に弱めた後、
商品全体売上が落ち、
自然検索アクセスまで弱くなるケースもあります。
だから、
RPPとSEOは別々ではなく、商品全体で確認する
ことが重要です。
検索順位が落ちた時にやってはいけないこと
① 毎日のように商品名を変更する
検証ができなくなります。
② とにかくキーワードを増やす
関連性の低いアクセスを増やす可能性があります。
③ RPP広告を全部強くする
CVRが低い場合、
広告費だけ増える可能性があります。
④ 順位だけを見る
重要なのは、
最終的な販売数や売上です。
⑤ 競合を確認しない
自社に変化がなくても、
競合が変化している可能性があります。
検索順位低下チェックリスト
楽天市場で検索順位が下がった場合は、
次の項目を確認してください。
・販売件数が落ちていないか
・アクセスが減っていないか
・CVRが低下していないか
・RPP広告を弱めていないか
・広告除外を増やしていないか
・商品名を変更していないか
・重要キーワードを削除していないか
・価格を変更していないか
・クーポンが終了していないか
・ポイント施策が変わっていないか
・競合が値下げしていないか
・競合レビューが増えていないか
・在庫切れがなかったか
・納期が長くなっていないか
・第一商品画像を変更していないか
・商品ページ変更後にCVRが落ちていないか
株式会社ecの便利屋では楽天SEOも支援しています
株式会社ecの便利屋では、
RPP広告運用だけではなく、
楽天SEO。
商品名改善。
商品ページ改善。
店舗運営支援。
を行っています。
検索順位が下がった場合も、
商品名だけを見るのではなく、
・アクセス
・CVR
・販売件数
・RPP広告
・競合
・商品ページ
・在庫
などを確認しながら、
原因を探していきます。
まとめ
楽天市場で検索順位が下がった時に確認したいのは、
次の7つです。
1. 販売実績が落ちていないか
2. RPP広告を弱めていないか
3. 商品名を変更していないか
4. CVRが低下していないか
5. 競合商品の販売力が上がっていないか
6. 在庫切れや販売停止がなかったか
7. 商品画像・ページ・商品情報に問題がないか
検索順位低下の原因は、
SEOだけとは限りません。
広告。
販売数。
競合。
価格。
ページ。
在庫。
さまざまな要素が関係します。
だからこそ、
検索順位が落ちた時は、
すぐに商品名を書き換えるのではなく、
何が変わったのかを一つずつ確認すること
が重要です。
楽天市場の検索順位やSEO対策でお悩みでしたら、
お気軽に株式会社ecの便利屋までご相談ください。
著者プロフィール
株式会社ecの便利屋
代表取締役 原 定晴(はら さだはる)
楽天市場専門サポート事業
~小さな物販を大きく育てる~
自社で出店した楽天ショップを、出店7年目で年商7,000万円へ成長させた「現場出身」のECコンサルタント。
自らの出店経験をもとに、中小EC事業者様の利益を第一に考えた、実践的な伴走支援を行っています。
2024年9月に「株式会社ecの便利屋」として法人化。
専門領域
・RPP広告運用代行
・楽天SEO
・商品ページ改善
・店舗運営支援
強み
厳しい競争の中で自らショップを運営し、売上を伸ばしてきた「現場目線」の実践ノウハウ。
出店者としての経験を活かし、ショップの状況に合わせた改善をご支援します。
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